ベッドに座り窓の外を見つめる女性——休職を決断した朝のイメージ

前回の記事で、私は「走り続けて辿り着いたのは、限界だった」と書きました。

あの記事を書いたとき、正直まだ自分でも整理しきれていなかった。でも今日は、その「限界」の先で私が何を選んだか、ちゃんと話そうと思います。

休職、という言葉が頭をよぎったきっかけ

ある日のミーティングで、皆の話す言葉が急に別の言語のように聞こえてきました。

質問をされても思考回路は止まったまま。パニックで何も話せず会議を終えました。

金曜だというのに、月曜の会議が心配で息切れ動悸が止まらず、朝4時まで眠れない。
土曜だというのに、7時に目が覚めて不安と恐怖で押しつぶされそうな感覚。

月曜の朝「今日だけ」「もう少しだけ」と言い聞かせて、娘たちを学校へ見送り、出社の身支度を済ませるも、時間になると足がすくんで、立ち上がれない。それが数日続いた。

考えてみると、この1ヶ月涙が止まらなかった。理由もわからないまま。

「これは普通の疲れじゃない」

そう気づいたとき、はじめて「休職」という言葉が頭をよぎりました。

でも、シングルマザーが休んでいいの?

正直、怖かった。

休職したら収入が減る。子どもの生活はどうなる。会社に迷惑をかける。——そんな考えが頭をぐるぐるしていました。

でも同時に、こうも思っていた。

このまま続けたら、私は壊れる。

そうなる前に、私が私を守らなければいけない。

幸い周りには話を聴いてくれる友人もいて、すぐに休むことと心療内科に行くことを勧めてくれたので、すぐに休職を決断することができました。

休職を決断するまでにしたこと

まず、親友から心療内科を紹介してもらいました。

「眠れない」「朝が起きられない」「涙が止まらない」「恐怖と不安で息切れ動悸が止まらない」「めまい、頭痛」という症状を正直に話したら、先生は「頑張り屋さんなんだね。よくこれまで頑張りましたね」と言ってくれた。

その一言で、ホッとして涙がポロポロ。ずっと「弱い」と思っていた自分を、誰かがやっと受け止めてくれた気がした。

それから診断書をもらい、会社へ報告しました。

休職中のお金のこと(正直に話します)

一番不安だったのは、やはりお金のことでした。

休職中は「傷病手当金」という制度を使うことができます。給与のおよそ3分の2が支給される制度で、最長1年6ヶ月受け取ることができます(健康保険に加入していることが条件です)。

シングルマザーとして、この制度の存在を知っていたことは本当に助かりました。もし知らなかったら、不安で休む決断ができなかったかもしれない。

📋 傷病手当金について

傷病手当金の詳細(申請方法・金額の計算方法など)は、会社の総務担当または加入している健康保険組合に確認してみてください。状況によって受給額や手続きが異なります。

休んでみて、気づいたこと

休職して最初の1週間は、子どもたちには話せず毎朝身支度を整え図書館に通う日が続きました。

でも心療内科の先生から「子どもたちにきちんと話して、しっかり休むように」と言われ、話すことを決意しました。

「ちゃんと学校に行きなさい」「ダラダラしないの」——そう言い続けてきた自分が、しばらく仕事を休む。果たして理解してもらえるのだろうか。そんな不安を胸に、その夜、娘たちと向き合った。

あのときの娘たちの反応は意外なものでした。

(続きは次の記事で書こうと思います)

休むことは、逃げじゃない

今、この記事を読んでいるあなたが、もし「限界かもしれない」と感じているなら——

休むことを、自分に許してあげてください。

逃げじゃない。倒れる前に立ち止まることは、勇気のいる選択です。特にシングルマザーは、自分が倒れたら終わりという重圧を抱えている。だからこそ、早めに助けを求めることが大切です。

💜 「疲れた」と感じているあなたへ

ひとりで抱え込みすぎていませんか。「まだ大丈夫」と思っているうちに、限界は突然やってきます。心が限界を超える前に、誰かに話すことが一番の近道です。

HANA

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